カリグラフィー-calligraphyは「CALLI(美しい)」と「GRAPHEIN(書く事)」というギリシャ語に由来する言葉で、
一般的にカリグラフィーの起源とされているのは、1世紀後半から2世紀にかけて造られた古代ローマの石碑の文字から。
当時のアルファベットは、小文字は無く、文章は全て大文字で綴られていました。キャピタル・モニュメンタリスと呼ばれるこの文字は、現代に至る活字書体の原型であり、手書き書体の規範ともなっています。
4世紀頃までに、主にキリスト教の文章に、ギリシャ語の書体をもとにして造られたアンシャル体が、使われるようになりました。5世紀頃には、アンシャル体よりも、より文字による大きさの違いが表現された、ハーフアンシャル体が登場しました。
さらに洗練された、6世紀後半に登場したカロリング小文字体は、現在使われている小文字体の基本となっている。
14世紀後半に登場したヒューマニスト体からイタリック体が生み出された。当初は、より速く書くための日常的な書体として生まれたイタリック体だが、可読性や文字の優美さから、やがてローマ教皇庁で教書用に使用されるようになった。
このイタリック体は、日本ではカリグラフィー初学者はたいてい最初に習う書体のようです。
カリグラフィーという言葉が作られたのは、16〜17世紀頃と言われています。
カリグラフィーの書体は、数え切れないほどもあり、また、その区分も難しいのではっきりとした数は把握されていないようですが、日本で学ばれている代表的な書体は以下。